制御・プログラミング
制御・プログラミングの仕事に転職するとは
制御・プログラミングの仕事は、自動車・家電・精密機器などの幅広い業界でますます重要になっています。プログラマー、システム制御技術者は何十万人という単位で不足していると言われて久しく、能力を持った人にとっては、チャンスの大きな分野です。
制御とは何でしょう? 制御とは、機械やシステムを思ったとおりに動かすこと。例えばロボットアームで卵のような柔らかいものをつかんで運ぶ、という仕事について考えてみましょう。アームを動かしてつかむ対象に近づけ、指を開いてつかみます。つかむ対象がどれぐらいの大きさかによって指の開き方を変えたり、硬さによって指を閉じてつかむ力を調整しなければ割れてしまうでしょう。
このように、機械やコンピュータシステム、さらには動作する対象物や周辺環境など、複雑な条件を組み立てて、思い通りに動かさなければなりません。プラントや重電、造船など対象が大きい場合には関わる要因も多くなります。製鉄のように非常に高い温度の環境にあったり、対象物の硬度などが変化していく場合もあるでしょう。複雑な系統を束ねて思い通りに動かす醍醐味は、制御系ならではの面白さと言えるかもしれません。多くの要因を事前にあらゆる角度から想定して動かすわけですから、いわゆる技術力の他に、想像力、観察力などが必要になります。また、何度もシミュレーションして問題をあぶりだしていく粘り強さも欠かせない素養です。
転職にあたっては、自分の仕事の核としての開発言語をどれぐらい熟知しているかを示す必要があります。想像力・観察力を補うのは、その分野についての経験であり、業務知識や業界経験をどれぐらい持っているか、が役立ちます。
まずは言語力を武器にプロジェクトに参加し、その経験を次に活かしていくといったステップ発想が成功に結びつきます。特定派遣で働くなかでも、当社の就業スタイル「ユニット制」は、チームの一員として参加してキャリアを積めるという点で、制御系の技術者のキャリアアップには最適な方法と言えるでしょう。
次のページでは、C言語やJava、シーケンス制御など、それぞれの分野について見ていきましょう。
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