機械設計
機械設計 経験のアピール方法
どんな技術系の仕事でもそうですが、機械設計の経験者を募集しようと思っている会社でも、なかなか同じタイプの機械をこなしてきたとか、あらゆる機械を知っている、なんて経験がないことは最初から分かっている、と考えた方が良いでしょう。あなたが背伸びをしてもプロフィールを飾りたてるのは難しいものです。
設計者としての基本的な力量を示すには、具体的にどんなプロジェクトに関わり、どのような役割を果たしてきたのかを具体的に示すことがまず第1歩です。むしろ、職務経歴書を何度もしっかり書いて、具体的な経験を冷静に伝える姿勢そのものがあなたの技術者としての水準を示すのに役立つでしょう。
自分が担当した部分での細かな工夫でもしっかり記述
手短に、しかししっかりと、自分が担当した役割の中でどんな工夫したのか、何に力を入れ、どんなことを1つ1つの仕事の中で覚えてきたのか、書いていくことが大切です。ただプロジェクトにぶらさがって、言われるままに仕事をしてきたのではなく、自分の立場をわきまえ、その中で最善の努力をすることができる人間だということを示したいものです。
例えば梱包材やパッケージの部分を引き受けて開発していたとなれば、視野の狭い設計者ではなく、経験の幅を持った人だということを示せるでしょう。自分では細かなこと、と思っても、それは確実に評価につながるはずのものなのです。
ヒューマンスキルをしっかり
大きなプロジェクトに関わっていればいるほど、職務経歴書は華やかになりますが、個人の力量には疑問符がつきやすいもの。どれぐらいのグループの中でリーダーとしての役割を果たしてきたのか、とか、海外のスタッフを含むコミュニケーションリーダーであった、など、人間としての力などもしっかり伝えることは有益です。