CAD製図・設計
SolidWorksの仕事に転職するには?
3D CADは機械設計・開発に携わるエンジニアにとっては今やなくてはならない設計ツールの一つです。製品の立体形状をわかりやすく表現できるだけでなく、部品の干渉や強度検討、組み立て時の作業性検証といった一連の仕事が精度よく効率的にできるため、ものづくりの分野で幅広く利用されています。
一口に3D CADといってもさまざまな種類があります。AutoCAD、CATIA、I-deas、NX、SolidWorksなどなど。対象とする製品や取り扱える形状要素などによって使い分けられていますが、前のページでご紹介した「CATIA」とニーズを二分するのが「SolidWorks」です。
SolidWorksは1995年に世界で初めてWindowsベースの機械系CADとして誕生し、直感的な使いやすさと、強力な機能性により普及してきたCADソフトで、現在では自動車、家電、精密機械、産業機器、工作機械など、さまざまな業界で使用されています。
例えば自動車業界ではエンジンを支える防振ゴム・サーフェスの設計に、家電業界では電池・バッテリーパックの図面作成に、精密機械ではレーザー加工機の部品設計に、産業機器では生産設備のモーター・エアシリンダーの設計に使われています。
この様に、 SolidWorksはさまざまな業界で使用されおり、その求人ニーズも年々高くなっています。
3DCADが使えたら大手の先端プロジェクトに携われる、というものではありませんが、SolidWorksが使えれば大手企業のプロジェクトに関われる可能性は広がります。スタッフサービス・エンジニアリングの配属先求人も、SolidWorksを採用している大手メーカーがたくさんあります。まずは自分のレベルにあったところで腕を磨き、よりハイレベルな仕事をめざすのも派遣エンジニアの醍醐味です。
また、このようにSolidworksは求人市場のニーズも高いため、スクールやeラーニングで学べるところが多いのも魅力です。機械系エンジニアが転職するうえでは大きな武器になるでしょう。もちろん、当社にもスクールやeラーニングの講座があります。これから学びたい方やレベルアップしたい方にお勧めです。