研究開発
研究開発 経験のアピール方法
開発分野は、まさにこれから世に出る製品を開発していく非常に重要なポジション。今や製造業では、設計部門と共に新製品開発の核となる役割が求められます。一口に開発といってもハードウェア面の開発だけでなく、それを制御するソフトウェアまでが一体となってきています。それだけに、まずはどのようなモノづくりに係ってきたか、開発段階でどのような役割を果たしてきたかを明確にアピールしていくことが肝心。職務経歴書には具体的な経歴やソフトウェアのスキルなどを誇張することなく、また過小評価もすることなく記していきましょう。
「開発」の何を担ったかを明確に
製造業で製品開発に携わる技術者にとって最も期待されるのは、開発段階で当然のように生じるいろいろな問題が生じた際に、その問題解決の答えを導き出す経験と冷静な洞察力。職務経歴書ひとつをとっても、アピールポイントがずれていたり、分かりにくいまとめ方では相手に自分の本当の力量は伝わりません。
一度、自分自身の経歴やスキルを冷静な目で見直し、相手に自分の力量を伝えるにはどこにポイントを置けばよいかを分析し、分かりやすく整理して職務経歴書を書きましょう。開発段階の仕事とはトラブルとの戦いでもあります。そんな時、技術者に求められるのは冷静に物事を分析し、解決への糸口を見つけること。このような資質は職務経歴書にも現れますよ。
組織人としてのアピールも忘れずに
現在の開発は多くの技術者が係るものであり、技術部門以外の人間との連携で業務が進むことが多いもの。そんな中で、リーダーとして人を目標に向かわせることのできる力も求められます。プロジェクトリーダーの経験などは、技術的なスキル以外に自身のコミニュケーションスキルとしてしっかりアピールしていきましょう。