半導体設計
半導体設計にはどんな人材が求められている?
半導体の設計者が転職で求められるのは、高度な技術力かと思いきや、意外にも「うちは研修などがしっかりしているから、来てから覚えてもらえれば良い」といった採用担当者の反応が帰ってくることが多いように感じられます。あまりにも日進月歩の世界で、1つの職場で覚えたことだけで押し通せるほどノンビリしていないのです。まずは好奇心と情報収集力を身に付けて飛び込んでみるのも考え方かもしれません。
情報収集力を身に付ける
さまざまな会社からの案件を受けて設計や検証を担当している会社があれば、飛び込んでみると良く分かります。半導体の設計にはさまざまな「手口」があり、各社のワザや技術のトレンドに振れるチャンスというのがどれだけ大切かということを。こういう分野を考えていると、エンジニアにとって転職というのは新たな手法や考え方、進め方に出会い、吸収することであり、キャリアプランにとって有益な課程なのだと痛感させられます。
半導体の最新情報は英語で書かれている?
ところで、半導体の分野は特に最新のトレンドがアメリカなどから飛び込んできて、どんどん常識が変わってしまう分野でもあります。最新情報を得るためには、インターネットなどで英語の議論を眺めたりすることも不可欠。ぜひ自力ででも英語の能力を高めていきたいものです。
日本語の技術書などで、外国の情報を翻訳したものが多いですが、翻訳から出版には普通3ケ月から半年ぐらいはかかるもの。半導体などの分野ではその時間は致命的に長いものとなります。それよりは少しずつでも英語そのままで情報を得られるようになっていれば、全く違う情報が手に入ることでしょう。
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