金型設計
金型設計 経験のアピール方法
私たちの身の回りにある工業製品のほとんどで使われているといっても過言ではない金型。一口に金型といっても樹脂やプレス、鍛造、鋳造といった金型があります。自動車や大型家電で使われるプレスや鍛造、鋳造金型と、小型家電などに使われる樹脂金型では求められる経験が異なるもの。
例えばプレス金型では鋼材の性質まで考え合わせて金型の設計をすることが求められます。金型設計の経験はもちろん、様々な素材に関する知識を持っている場合には、経歴書などで積極的にアピールしたいものです。
金型技術だけではなく、設計者としてのスキルも重要
近年では、金型設計も旧来の設計手法から3DCAD設計データで試作品を作成し、検討した後で本番の金型を作るというシステムに変わってきています。そこで重要なのが3DCADを扱えるスキルと3次元の解読能力。3Dの製品金型を設計する仕事には、ただ単にデータを3DCADソフトで3次元データに変換するだけでなく、製品の企画意図を3次元データ上で理解し、素材の性格を把握して、より良い金型設計を短期間で作成する能力が求められます。3DCADが扱えるといったテクニカルスキルだけではなく、高品位の金型設計の経験やノウハウを持つ方は、その経験やノウハウが大きなアピールポイントになるでしょう。