エンジニアの適材適所転職テクニック-「適材」の磨き方
エンジニアの資格
技術者、エンジニアとして客観的に「適材の証明」を行なってくれるのは、資格です。これは非常にたくさんあり、と言ってもピンと来ないと困りますので、一度説明抜きでずらりと並べてみましょう。
- 技能士
- 技術士、技術士補
- 作業環境測定士、計量士、EMC 測定技術者
- ハンダ付け検定、電装技術員
- 労働安全コンサルタント、労働衛生コンサルタント
- 建築物環境衛生管理技術者、衛生管理者
- 衛生工学衛生管理者
- 測量士、測量士補
- 建築士、木造建築士、建築積算資格者
- 建築設備士、建築施行管理技士
- 土木施行管理技士、造園施行管理技士
- インテリアプランナー
- CAD利用技術者
- 監督士、生産士、生産能率士
- 設備士、自主保全士
- 給水装置工事主任技術者
- 放射線取扱主任者、エックス線作業主任者
- 危険物取扱者、毒物劇物取扱責任者
- 高圧ガス製造保安責任者
- 主任公害防止管理者、公害防止管理者
- ボイラー技士、ボイラー整備士
- エネルギー管理士
- 電気工事士、電気主任技術者
- 工事担任者
- 管工事施行管理技士、電気工事施行管理技士
- 伝送交換主任技術者
- 線路主任技術者
- 陸上無線技術士、総合無線通信士
- プロジェクトマネージャ、プロダクションエンジニア
- システム運用管理エンジニア
- テクニカルエンジニア、テクニカルエンジニアエンベッドシステム
- マイコン応用システムエンジニア
- 商業英語検定、工業英語検定
最後には、ややIT寄りの資格や英語検定も加えてみました。このサイトとして重要と考える資格については、次第に用語集や徹底研究コーナーで採り上げていくことにしましょう。
これだけ見ても、エンジニアとはいかに広範に社会を支えている仕事なのかということが分かりますね。実際には企業認定のものなども含め、まだまだたくさんあります。
こうした中で、多数ある資格の中で、どれをとれば良いのか、という迷いも生じます。せっかくとっても企業が高く評価するとは限らない、と考えてしまいがちです。難易度をチェックして、通りやすそうなのを受けてみよう、といった考えもあるかもしれません。
しかし、資格というのはうまく作られています。その資格をとろうとする努力そのものが経験を広げ、技術者の視野を広げてくれるのです。
単に難易度だけではなく、「どんなキャリアプランを描くか」ということから逆算して、順に検討していきましょう。ヘタに技術系の資格を手当たり次第に持っているより、語学や経営・業務・経理関係の資格をうまく配分して持っていると、能力を地図にして見せることができるでしょう。
未経験の仕事や第2新卒として仕事を探すにも、単なる新卒と違うところは、「何が必要かを知っている」「成長するための地図を持っている」ということを示すのが早道です。地図を描くには3つのポイントが必要です。
など、うまく3点セットを見せることができれば非常に効率良く力を示すことができるのです。